多くのメジャーリーガーを輩出しているカリブ海の小国・ドミニカ共和国を日本の医師が訪れ、野球少年に多い関節障害「野球肘」の発症率を調べたところ、日本に比べ圧倒的に低かった。医師は「プロを目指すためには、成長期に体を壊さないことが大切」と、学童野球における指導方法の見直しを訴えている。【神内亜実】
医師は慶友整形外科病院(群馬県館林市)スポーツ医学センター長の古島弘三さん(47)。人口約1000万人にもかかわらず、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013年)を制したドミニカについて、古島さんは「学童野球の指導法がいい」との評判を聞き、今年1月、スポーツドクター2人と現地を訪れた。
5カ所の地区でエコー検査機器を使って小学生から高校生の選手約140人を調査。その結果、肘の外側の骨…
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