瀬戸大橋

開通30周年 架け橋で未来へ一歩 過疎加速、最後の卒業生 香川・櫃石島

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海を望む櫃本凌さん(左)と父英紀さん。背後に架かるのが瀬戸大橋=香川県坂出市の櫃石島で、小川和久撮影
海を望む櫃本凌さん(左)と父英紀さん。背後に架かるのが瀬戸大橋=香川県坂出市の櫃石島で、小川和久撮影

瀬戸大橋の建つ島

 30年前開通した瀬戸大橋は、瀬戸内に浮かぶ島々に観光客を呼び込んだ一方、島の人口流出も加速させた。岡山県境近くにあり、瀬戸大橋の橋脚が建つ香川県坂出市の櫃石(ひついし)島は今年3月、少子化の影響で島内の幼・小・中学校が全て閉校。市立櫃石中の最後の卒業生、櫃本凌さん(15)は9日から大橋を利用し、同県多度津町の高校に通い始めた。将来は父の後を継ぎ、島で漁師になるのが夢だ。

 サワラやタコなどを狙い、漁業が主要産業の島。坂出市に残る記録によると、島の人口は1955年に697人を数え、櫃石中もピーク時の61年度には69人が在校した。

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