佐賀・鳥栖のいじめ
70万円脅し取られた男子中学生、作文で被害示唆 担任は気付かず
2013/4/11 00:00(最終更新 4/10 16:55)
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佐賀県鳥栖市の市立中学校の男子生徒(13)が同級生らから暴行を受けたり、現金約70万円を脅し取られるなどしていたいじめ問題で、男子生徒が被害をほのめかす内容の作文を担任教諭に提出していたことが分かった。学校側がいじめの事実を把握する約1カ月前で、この間、首を絞められるなどの被害を受けていた。保護者によると、生徒は「学校に向けた精いっぱいのSOSだった」としているが、担任は気付かなかったという。【田中韻】
作文は原稿用紙(400字詰め)4枚。昨年の夏休みの宿題で、担任の女性教諭が「人権」をテーマに出題していた。生徒は「いじめをなくしたい」のタイトルで日ごろ受けているいじめについてつづり、昨年9月の新学期に提出した。
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