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熱血!与良政談

長年、政治の裏側を取材してきた与良正男専門編集委員が、永田町に鋭く斬り込みます。

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熱血!与良政談

「安倍式政治主導」の正体=与良正男

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 今の安倍政治を象徴するような発言だった。「ない」としてきた自衛隊イラク派遣時の日報が見つかった問題で、当事者の一人、稲田朋美元防衛相はこう言った。

 「日報は『ない』という報告だった。怒りを禁じ得ない」

 防衛省・自衛隊にだまされた被害者だという顔をされても困る。もしだまされていたとすれば組織を統率する能力に欠けていたことを自ら認めたようなものだ。責任逃れの姿勢にあぜんとした。

 稲田氏は防衛相だった昨年2月「日報は本当にないのか」と統幕幹部に尋ねたとも言う。だが疑問を持っていたのなら、なぜその2日前の国会で「日報は残っていないことを確認した」と断言したのか。あまりに軽率だ。

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