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横浜市鶴見区にあるブラジル料理レストランと物販店の「Yuri Shop」。3月のある日、ブラジルの国旗がデザインされたテーブルを囲んで、南米から移住してきた人々がのんびりとスプーンを口に運んでいた。
生地で包んだトマトやチーズなどを揚げた「パステル」、ニンニクやこしょうで味付けした豚バラ料理……。店内には輸入品が並び、異国情緒が漂う。一帯は「関東の沖縄タウン」として知られ、同じ通りには沖縄料理店が点在する。同区によると、ここに、沖縄から南米に移住した日系人も、親戚などのつながりで1990年ごろから移り住んでいる。
「ずっとこんな店を開きたかった。夢がかなった」。店は日系ブラジル人の小橋川百合さん(54)が自身の名前にちなんで名付け、3年前に開いた。今は両親と娘家族の4世代が店の近くで暮らす。
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