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大分

中津・耶馬渓で山崩落、3世帯6人の安否不明

山の斜面が大規模に崩落し、民家が巻き込まれた現場=大分県中津市耶馬渓町金吉で2018年4月11日午前8時19分、本社ヘリから

 11日午前3時50分ごろ、大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)で「裏山が崩落して何軒かが土砂にのみ込まれた」と市消防本部に通報があった。市消防本部や県警中津署、県などによると、幅200メートル、高さ約100メートルにわたって大規模な土砂崩れが起きて3棟が土砂にのみ込まれ、男女6人の安否が不明となっている。大分県は自衛隊に災害派遣を要請。警察や消防とともに救助活動を進めている。

 県によると、行方不明になっているのは3世帯の男性1人、女性5人の計6人。

 現場は中津市立下郷小学校の1キロ南。市中心部からは南に約25キロ離れた山あいにあり、金吉川に沿って住宅が点在している。崩落現場は急な斜面の山のふもとに住宅が集まっており、県が昨年3月に「土砂災害特別警戒区域」に指定している。県によると、1991年に風による倒木の被害があり、現場周辺には高さ3メートルの鋼製の落石防止柵が3カ所の計94メートルにわたって設置されているが、大規模な土砂災害を防ぐものではなく、これまでに土砂災害は確認されていないという。

 大分地方気象台によると、現地では計測可能な0・5ミリ以上の雨は10日夜以降は観測されていない。今月に入ってからも6日に4.5ミリ、7日に1.5ミリの計6.0ミリの雨が降っただけで、通常より雨の少ない状態となっているという。

 県によると、大規模に土砂崩壊が進む危険性は少なく、土砂が川をせき止める「土砂ダム」ができる可能性は低いという。

 11日午前4時20分ごろに消防隊員が現場に到着し、スコップを使って手で土砂を除去しているが、土砂量が多いため、地元の建設業協会に重機での作業を要請した。【池内敬芳、津島史人、木村敦彦】

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