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新潟県警

落とし物困った ヤモリや仏像「売るに売れぬ」

落とし物と同じ種類のヒョウモントカゲモドキ=スーパーセンタームサシ新潟店提供
地蔵堂に置かれていた仏像=新潟県警提供
新潟県上越市に落ちていたドローン=県警提供

 昨年1年間に新潟県警に届けられた現金の落とし物は前年より2.5%多い2億1481万円で、6年連続で2億円を超えた。物品の落とし物も昨年より増え、中には最近はやりの小型無人機ドローンやペットとして人気のヤモリ、仏像や遺骨も。保管期間の3カ月を過ぎても落とし主が現れない場合は県が処分・売却するが、「売るに売れないものだらけ」と県警も困り顔だ。

 県警会計課によると、現金を含む落とし物の届け出は約23万4000件あり、うち5件は100万円を超えていた。

 三条市では昨年4月、自動車整備店の郵便受けの中から輪ゴムで留められたむき出しの100万円が発見された。落とし主は3カ月たっても現れず、100万円は同店がもらい受けたが、他の4件は落とし主の個人情報も一緒に落ちていたため落とし主に返還された。現金の場合、約7割のケースで落とし主の元に戻るのだという。

 物品の落とし物も約27万9000点と前年より4.2%増えた。多くは証明書や傘、スポーツジムなどに置き忘れられた衣類だが、302匹の動物も「落とし物」として寄せられた。9月には全長約15センチのヤモリ「ヒョウモントカゲモドキ」が新潟市東区の公園で見つかり、警察署に持ち込まれた。

 11月には同市南区の地蔵堂で、地蔵の横に高さ約40センチの見慣れない仏像が並べられているのを管理者が発見。近くの寺などから盗難の被害届は出ておらず、同課幹部は「盗んだか拾ったかしたものの、宗教上の観点から捨てるわけにもいかず困って置いたのだろうか」と首をひねる。撮影機能付きのドローンも上越市板倉区の空き地に落ちていたが、壊れているため画像は見られないという。

 時代の変化に合わせて多様化する落とし物だが、全て県警ホームページ(HP)で公開されており、見つかった日時や場所、簡単な特徴などから捜すことができる。なりすましの別の人物に間違って拾得物を渡すことのないよう細かい情報までは非公開だが、同課は「簡単に諦めたりやみくもに捜すよりはHPを見てほしい」と呼び掛けている。URLはhttp://www.police.pref.niigata.jp/otoshimono/webannounceinfo/bunrui.html

【南茂芽育】

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