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加計文書

首相答弁崩壊も 官邸疑惑深まる

学校法人加計学園の岡山理科大獣医学部=愛媛県今治市で10日、本社ヘリから三村政司撮影

 学校法人「加計(かけ)学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設計画を巡って、愛媛県や今治市の職員が2015年4月、柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らと面会した内容を記録した文書が残っていた。安倍晋三首相らの関与をうかがわせるやり取りが事実なら、これまでの政府の国会答弁は次々に崩れかねない。安倍政権に緊張が走った。

 柳瀬氏が「首相案件」と発言した文書は存在するのか。注目された10日の記者会見で、愛媛県の中村時広知事は「職員による備忘録だ」と認めた。文書が残っていないため、今後の国会論戦で政府側は内容の信頼性を問題にするとみられるが、中村氏はそれを見越したかのように「県の職員は文書をいじる必然性は全くない。県庁の職員は本当に真面目」と強調した。

 首相の友人の加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画を巡っては、愛媛県と今治市が07年から構造改革特区で申請してきた。しかし、14年までの計15回の申請はいずれも却下。中村氏は会見で「岩盤がいかに固いか、皆が感じていた」「今治市にとって、本当に長年の悲願だった」と述べ、文書を認めたことと計画への支持は別問題だという姿勢を示した。

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