「談ス」シリーズ

凸し凹る? しる凸凹? どう読む?から始まる最新作 大植真太郎、森山未來

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新作ダンス公演を開く森山未來(左)と大植真太郎=菅知美撮影
新作ダンス公演を開く森山未來(左)と大植真太郎=菅知美撮影

 「このタイトル、どういうふうに読みましたか」

 凸し凹る? しる凸凹? 5月に幕を開けるステージのタイトルは、ふりがなもなければ、読む順番も分からない四つの文字。大植真太郎、森山未來、平原慎太郎の3人のダンサーが出演する「談ス」シリーズ最新作は、コンテンポラリーダンスを軸に、せりふなどの演劇的要素も交えたユニークなパフォーマンスだ。大植は、何通りもの読み方ができるタイトルのように「作品も自由に見てほしい」と語る。

 欧州を拠点に活躍する大植と、俳優の顔も持つ森山、振付家としても評価の高い平原。3人は、大植と森山が舞台「テヅカ TeZukA」(2011~12年)で知り合ったことをきっかけに交流を深め、14年に第1弾の「談ス」を発表した。

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