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四国見聞録

瀬戸内うどんカンパニー 香川県三豊市 レストランバス快走、人気上々 四国初、2階建て /四国

瀬戸内海の景観を眺めながら食事を楽しむ乗客ら=香川県三豊市で、山中尚登撮影

地域の食材生かし 魅力ある商品の開発、販路開拓へ

 香川県三豊市にある地域商社「瀬戸内うどんカンパニー」が本格的に始動を始めた。「瀬戸内のうどん文化」をキーワードに、民間企業出身の代表取締役を昨年公募。高知県出身で、東京で地域産品のプロデュース会社を経営していた北川智博さん(32)が昨年9月に就任した。先月末には観光ツーリズム事業の一つとして、四国で初めてレストランバスを三豊市で運行、好評を得ている。【山中尚登】

    レストランバスの1階にあるキッチン=香川県三豊市で、山中尚登撮影

    さぬきうどん英才教育キットも

     三豊市を広く知ってもらおうと設立されたのが「瀬戸内うどんカンパニー」。讃岐うどんなど地域の食材や資源を生かし、地元の生産者に代わって魅力の高い商品を開発。新たな販路も開拓していく。また、市内の空き家を改装し、うどんが好きな人たちが集える宿泊施設を設けることなども目指している。

    2階建てのレストランバス=香川県三豊市で、山中尚登撮影

     レストランバスの運行は3月24、25日にあった。2階建てのバスは日本で初めて製造された仕様で、1階は日本食からイタリアンのフルコースまで、何でも調理できるキッチンを備える。対面式のテーブル席など約25席を設けた2階は天井を開閉式ルーフにし、好天時には陽光の下での食事が楽しめる。

    香川県三豊市のブランド豚「讃玄豚」を使った料理を紹介する北川智博さん=香川県三豊市で、山中尚登撮影

     運行時には、三豊市特産の「讃玄豚」や「オリーブ車エビ」などを使ったイタリアン料理4品が出された。参加した乗客たちは市内の観光名所で、1年のうち夏季に2日間しか渡ることのできない「津嶋神社」や、インスタ映えすることで人気を集めている父母ケ浜などを巡りながら、料理を堪能した。

    イリコや昆布、小麦粉、麺棒などが入った「さぬきうどん英才教育キット」=香川県三豊市で、山中尚登撮影

     カンパニーでは、子どもたちに讃岐うどんを知ってもらうための新たな試みも始めている。自身でだしから麺まで作る「さぬきうどん英才教育キット」を地元の製麺機メーカーと開発。だしを取るイリコや昆布、製麺のための小麦粉と麺棒などが一式になっており、書店などでの販売も考えているという。

     北川さんは「小さな地域商社だが、昔から受け継がれている地域の資源を生かしながら、新たな価値を生み出していきたい」と意気込んでいる。

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