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岡山空港

年1回のハイジャック訓練怠る 9年間で3回

ハイジャックを想定した訓練を怠っていた岡山空港=岡山市北区日応寺で2018年3月30日午後2時47分、高橋祐貴撮影

 岡山空港(岡山市北区)が、ハイジャック・テロ対策訓練を年1回実施するよう義務付けている岡山県の規定に反し、訓練を怠っていたことが県岡山空港管理事務所への取材で分かった。記録が残る2007年以降、15年までの9年間に3回しか実施していなかった。担当者は「危機管理に対する認識が甘かった」と話している。【高橋祐貴】

 岡山空港は1988年3月に開港。2016年度は国内線122万人、国際線(ソウル、上海、香港、台湾)21万人が利用した。今年3月の開港30周年を記念して愛称が募集され、「岡山桃太郎空港」に決まった。

 空港の保安管理を定めた県の規定では、ハイジャックやテロといった不法侵入を想定した訓練を年1回実施するよう義務付けている。ところが、国が15年11月に岡山空港の安全管理検査を実施したところ、訓練を度々怠っていたことが判明した。07~15年には07年と10年、14年に1回ずつしたのみで、他の年はしていなかった。06年以前については記録が残っていないが、未実施の年が大半とみられる。

 今回の国の検査では、航空機事故を想定した年2回の図上訓練の未実施や、消防車の整備不良など6項目の違反も指摘された。訓練を実施していないと、実際に事件や事故が起きた場合、警察や医療機関との連携や航空機との連絡などで不備が起きる恐れがある。県岡山空港管理事務所は「地方空港なので、訓練は努力目標にしていた」と釈明。国の検査を受けた後、規定に沿って訓練を実施するようになったとしている。

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