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大分山崩れ

3世帯5人不明、捜索続く 男性1人死亡確認

斜面の崩落現場で土砂をかき出す捜索隊員=大分県中津市耶馬渓町で2018年4月11日午後5時13分、津村豊和撮影

 大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)で11日未明に起きた山崩れで、安否不明だった男女6人のうち、男性1人が土砂の中から救助されたが死亡が確認された。

     県などによると、亡くなったのは会社員、岩下義則さん(45)。死因は圧死だった。依然、安否不明なのは、岩下さんと同居する母の岩下愛子さん(76)▽橋本アヤ子さん(86)、橋本さんの娘の江渕めぐみさん(52)、孫の江渕優さん(21)の家族▽1人暮らしの岩下アヤノさん(90)--の女性5人。土砂崩れは高さ約100メートル、幅約200メートルに及び、住宅3棟が埋もれた。別の住宅1棟も被害を受けたが住人は避難して無事だったという。消防や災害派遣要請を受けた自衛隊などが捜索を続けている。

     大分地方気象台によると、現地では今月に入ってから降水量は少ないという。国土交通省は11日に専門家チームを現地派遣し、地上と上空から状況を確認した。同チームは調査後「岩盤の風化が進んでおり、いつ崩れてもおかしくない状態だったとみられる」と説明した。

     現場は市中心部から南に約25キロの山あいにあり、金吉川に沿って住宅が点在している。崩落現場は急な斜面のふもとに住宅が集まっており、県が昨年3月に土砂災害防止法に基づき「土砂災害特別警戒区域」に指定したが、対策はまだだった。1991年の台風で倒木があり落石防止柵は設置されたものの、本格的な土砂災害に対応できるものではないという。県内の特別警戒区域は今年3月末現在、1万648カ所。県は「すべての区域で工事するのは難しい」としている。

     耶馬渓町金吉の梶ケ原地区の8世帯19人には避難勧告が続いている。【池内敬芳、津島史人、井上卓也】

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