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須恵器

飛鳥、供膳具に使用 静岡・湖西古窯跡群産 奈文研、石神遺跡調査 /奈良

展示されている湖西古窯跡群産の須恵器=奈良県橿原市木之本町の奈良文化財研究所藤原宮跡資料室で、藤原弘撮影

 天武天皇が築いた飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)時代に官庁があったとみられる明日香村の石神遺跡で、静岡県の浜名湖西岸の湖西(こさい)古窯跡群産の須恵器が供膳具(食器)として使用されていたことが、奈良文化財研究所(奈文研)の調査で判明した。【藤原弘】

     湖西古窯跡群の須恵器は関東の集落などで多く出土しているが、飛鳥での供膳具としての使用が明らかになったのは初めて。調査をまとめた奈文研の尾野善裕・考古第二研究室長は「人口が増え、賄いきれない供膳具を遠くからも集めたのでは」とみている。

     尾野室長らは、石神遺跡から出土した飛鳥浄御原宮期とみられる須恵器の産地を分析。調査対象の約4%、供膳具に限ると5%弱を湖西窯産が占めていた。天武天皇と深い関係がある豪族がいた尾張産の須恵器が多かったという。

     昨年公表した奈文研の紀要に掲載し、湖西窯産の須恵器の一部は、奈文研藤原宮跡資料室(橿原市)で展示している。

     石神遺跡は、斉明天皇(在位655~661年)が外国使節をもてなした迎賓施設があったとされるが、その後に整地され、天武天皇の時期には役所が建っていたとみられている。

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