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立野ダム

建設反対の流域住民団体、模擬討論会 九地整が説明会せず苦肉の策 20日、県民交流館パレア /熊本

 熊本県の白川(しらかわ)上流に国土交通省九州地方整備局(九地整)が計画している立野(たての)ダム建設に反対する11の流域住民団体が共催して20日、熊本市中央区手取本町の県民交流館パレアで「立野ダムを考える模擬・住民討論集会」を開く。【福岡賢正】

     立野ダムをめぐっては、反対住民側がダム本体の最下部に設けられる縦横5メートルの三つの放流孔が流木や土石でふさがり洪水調節不能に陥る危険性があると指摘している。

     一方、九地整は本体上流に建設する流木や土石をせき止めるための「スリットダム」や、放流孔に設置する格子状の「スクリーン」の効果で放流孔が流木や土石でふさがることはないと主張している。

     本体予定地やダム湖周辺の地質の脆弱(ぜいじゃく)性とその対策の有効性についての主張も両者は対立している。

     模擬・住民討論集会は、住民団体側が開催を求めてきた双方向の議論が可能な説明会を九地整が実施せず、公開質問状にも「ホームページで説明している」として無回答を貫き、住民団体主催の集会への出席と説明を求めても無回答のため、苦肉の策として企画した。

     九地整がホームページで公開している見解を住民代表が国に成り代わって主張し、反対住民側が反論して模擬的に議論することで、両者の見解の違いを浮き上がらせる。

     集会は午後7時から。入場無料。問い合わせは中島さん090・2505・3880。


     ■ことば

    立野ダム

     阿蘇外輪山唯一の切れ目である白川上流の立野峡谷(熊本県南阿蘇村、同大津町)に九地整が計画する治水専用の穴あきダム。高さ90メートル、総貯水量1010万立方メートルの重力式コンクリートダムで、事前準備が整い次第本体工事に着手するとしている。

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