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加計学園

獣医学部開学の今治に学生マンション続々

5年後には学生数約1000人となる岡山理科大獣医学部(奥)。今治市のマンション事情も刻々と変化を見せる=愛媛県今治市高地町で2018年4月11日、松倉展人撮影

 3日に愛媛県今治市で開学した岡山理科大獣医学部。安倍晋三首相の計画への関与が再び問題化する一方で、市内のマンション所有者の間でリノベーション(大規模改装)の動きが活発になっている。今春の入学者は2学科186人。6年制の獣医学科生が最上級に進む5年後には学生数が約1000人となる見通しで、「2期生を当て込んだリノベーションは今夏以降、さらに増える」との予測も出ている。

     JR今治駅の北西約1・5キロの丘陵地に建つ獣医学部の周辺では複数のマンション新築の動きが昨年秋以来見られるようになった。さらに目立つのがリノベーションの動きだ。同市の宅地建物取引士の男性(53)によると、市内の築30~40年のマンションは入居率50%程度。人口減に伴って空室が目立っていた。ところが、国家戦略特区で獣医学部新設が可能になった2016年11月ごろから、学生や教職員の入居を見込んだ大規模改装の動きが出てきた。

     45~50平方メートルで和室もある2DKを都会的なワンルームにする例が多いといい、男性は既に50室以上の仲介を手がけた。うち1人のオーナーは近く5室のリノベーションを始める予定だ。「今年2、3月の空き室情報を見ていても、ワンルームなどの新規契約者は例年より多く、明らかに獣医学部効果」という。リノベーションには2~3カ月かかることから、男性は「来春の完成を目指した着工がこの夏以降、増えるのは確実」と話す。

     また、獣医学部から自転車で約5分の場所に会社が所有する築約50年のマンションをリノベーション中の経営者(56)は「開学が改修の動機付けになったのは間違いない」と話す。1室200~250万円の費用がかかるが、「仮に学生が入居しなくても悪い影響はない。学生が増えることはいい刺激になる」と期待を寄せる。【松倉展人】

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