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創作の原点

テレビ演出家・今野勉さん 時代の空気を届ける

=東京都渋谷区で、中村藍撮影

 ドラマ「七人の刑事」などで知られるテレビ演出家の今野勉さん(82)が、ラジオ東京(現・TBS)に入社したのは、1959年4月。日本でのテレビ本放送はその6年前に始まっており、テレビの黎明(れいめい)期と共に、自身の制作者としての歩みを進めてきた人だ。偶然が積み重なって入ったテレビ局だが、そこには「ジャーナリズムと大衆芸能を一緒に背負っていく。今までのマスメディアとは違う何か」が感じられた。その感銘が、テレビ制作者としての原点になったと振り返る。

 秋田県生まれ。幼少の頃に北海道夕張市に移り、炭鉱に育った「典型的な庶民の出」だった。新聞記者になりたかったが、卒業論文の制作に追われるうち、大手新聞社の試験が終わっていたことに気付く。報道部門もあるフジテレビを受けようとしたが、用意した書類を大学の事務員が手違いで出していなかった。事務員から「まだ間に合う」と教えられて申し込んだラジオ東京の試験を受け、55年にテレビ局が開局した同社への入社が決ま…

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