メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

アートの地平から

ラオスで考えたこと=住友文彦

 先月は香港と東京で恒例のアートフェアが行われた。作品の評価はどのように決まるのか。評価を「価格」に限れば、歴史的な文脈を叙述するミュージアムと新しい商品を求める市場が果たす役割は大きい。つまり「歴史」や「新しさ」のような前進的な時間軸によって評価を保証するのがこの仕組みの特徴だ。

 先日行ってきたラオスの首都ビエンチャンでは、そのミュージアムが残念ながら閉鎖中だった。門には移転の予定と記され、増加する観光客向けに立派な施設を準備しているのかもしれない。眼(め)の前の建物は古く、熱帯植物の旺盛な生命力の横では廃虚のようだった。

 とはいえ、近隣のお寺に入れば独特の装飾や建築様式を十分堪能できる。仏教が生活に深く浸透しているので…

この記事は有料記事です。

残り778文字(全文1093文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 繊細すぎる“タコ切り絵”海外からも高評価、普段は会社員のママクリエイター「表現したいのは立体感」
  2. いじめか 数人で男子生徒に暴行する動画をインスタに投稿 新潟青陵高校
  3. マムシ 露天風呂でかまれる 京丹後市営温泉で男性客 市が防除など指示 /京都
  4. 注目裁判・話題の会見 元モーニング編集次長は妻を殺害したのか 東京地裁・初公判詳報
  5. ややパリには遠く~南仏留学記 寒さを避けて楽しむ「ゲームの夜」 冬場のフランス、こんな過ごし方も

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです