都市ガス・電力小売り自由化

関電・大ガス、仁義なき競争 セット販売、安さVSサービス

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電力とガスの顧客争奪戦
電力とガスの顧客争奪戦

 4月で都市ガスの小売り全面自由化から1年、電力の自由化からは2年が経過した。全国で最も競争の激しい関西では、家庭向けに電気とガスのセット販売合戦が繰り広げられている。使用量や使用器具によって料金体系が異なる場合があり、選ぶ側の消費者は慎重な吟味が必要だ。【真野森作】

 「電気とガスをガッチャンコ!」。こんな宣伝文句で関西電力が2月から受け付けを開始したセットの新料金プラン「なっトクパック」。従来型の料金プランで電気、ガスをバラバラに契約しているよりも、「平均的な使用量では年間で合計約1万1500円(約7・9%)お得」などと安さをアピールしている。

 2016年の電力自由化から今年3月中旬までに、60万件以上の電気の顧客を大阪ガスに奪われた関電は、分かりやすい電気とガスのセット料金で反転攻勢をかけている。担当者は「床暖房や家庭用燃料電池など特定の契約プランを除けば、大阪ガスの料金より安い」と価格面を強調する。

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