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宮城

「鳥の海公園」サッカー場7年ぶり再開 震災で被害

新しく整備されたサッカー場=亘理町の「鳥の海公園」で2018年4月12日、升谷志摩撮影

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県亘理町の「鳥の海公園」のサッカー場が14日、7年ぶりに再開する。

     鳥の海公園は、陸上競技場やサッカー場、野球場などの施設がある総合公園として1976年4月に開園。年間約1万1600人が利用していた。しかし、震災の津波で施設は流失。同町は総事業費約29億円をかけて2015年12月から本格的に再建工事を始めた。防災集団移転促進事業で新規の土地を取得。これまであった陸上競技場やサッカー場などを約500メートル内陸に移設したほか、津波減衰の役割を持つ高さ10メートルの緩衝緑地や多目的広場の整備を進めている。園全体の完成は20年度を目指している。

     同公園の南側には9日にリニューアルオープンした温泉施設「わたり温泉 鳥の海」がある。その周辺には地元で採れた野菜や魚介などを販売している産直施設「鳥の海ふれあい市場」や、被災した8店舗が出店しているアーケード付きの商店街「荒浜にぎわい回廊商店街」もあり、観光拠点として交流人口の拡大が期待されている。

     整備されたサッカー場は、日本サッカー協会公認の縦105メートル、横68メートルの広さを持ち、グラウンドの芝は人工芝を採用。人工芝の高さは62ミリのロングパイルで、天然芝に限りなく近く、転んだり滑ったりした時にけがをしにくい特長があるという。

     町の担当者は「このサッカー場を町内外の多くの皆さんに利用していただき、地域活性化につながることを期待している」と話している。【升谷志摩】

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