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8年目の被災地

五輪選手、岩手から 卓球コーチ・根田雄一さん(27) 洋野に移住、中高生を指導 /岩手

 長年プレーしてきた卓球を通じて地域に貢献しようと、一人の選手が東京から東日本大震災の被害に遭った洋野町に移り住んだ。地元の工務店に勤めながら子どもたちを指導しており「被災地から五輪選手を育てたい」。震災発生から7年1カ月、大きな目標に向かって今日もラケットを握る。

 移住したのは盛岡市出身の根田雄一さん(27)。バックハンドが得意な右シェークハンド攻撃型で、宮城県の仙台育英高を卒業後、名門・明治大では主将として全国制覇にも貢献した。リオデジャネイロ五輪男子団体で銀、個人で銅メダルを獲得した水谷隼選手(28)は大学の1年先輩で、練習相手にもなった。

 震災が起きたのは大学2年の春。親族は無事だったが、知り合いの選手や指導者が犠牲となった。卓球を続け…

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