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シリア攻撃 化学兵器を「抑止」 米、根拠示さず 正当性、議論呼ぶ可能性

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 米英仏3カ国がシリアのアサド政権に対する軍事攻撃を実施した13日、トランプ米大統領は演説で、攻撃の意義を化学兵器に対する「抑止力の確立」で「米国の安全保障上の利益に不可欠だ」と強調した。攻撃理由として自衛権の発動を示唆した発言とも受け取れるが、法的根拠は明確にしておらず、攻撃の正当性について議論を呼ぶ可能性もある。

 化学兵器を使用したのがアサド政権だとすれば、シリアも加盟する化学兵器禁止条約(1997年発効)に違反する。条約違反国については、化学兵器禁止機関(OPCW)が国連総会と国連安全保障理事会(安保理)に注意喚起をするが、それによって軍事行動が容認されるわけではない。

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