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小児がん

ベトナムの患者を救おう 寄付呼び掛け

病棟の廊下に置かれた簡易ベッドで療養する子供たち=NPO法人アジア・チャイルドケア・リーグ提供

 貧困層の多いベトナム中部の都市フエで小児がんと闘う子供たちを支援しているNPO法人「アジア・チャイルドケア・リーグ」(ACCL、東京都中央区)が、現地でがん療養を担う国立のフエ中央病院小児センター増築のため、募金への協力を呼び掛けている。無菌室やがん治療室を増設する予定だが、病院の資金だけでは足りない状況。代表の渡辺和代さん(51)は「治療環境を整備することで救える命がたくさんある」と訴える。

     ACCLは、2005年からフエ中央病院と協力して活動を始め、看護師の育成や医療機器の提供、小児がん患者の家族支援などに取り組んできた。これまでの活動で病院内のがん治癒率を5割近くに引き上げ、14年12月にはベトナム政府から人民保健功労勲章を授与された。とはいえ「まだまだ道半ば」と渡辺さんは言い、「医療設備が不十分なために適切な治療を施せず救えなかった子供たちのことが忘れられない」と悔やむ。

     小児センターは02年に建てられた地上4階建て。ベッド305床を備えるがほぼ満床で、やむなく廊下に簡易ベッドを置いている。今回、5階部分を増築し、ベッド69床と移植手術ができる無菌室などを新設する。高温多湿で雨が多い気候のため、内装も防カビ仕様にする予定だ。渡辺さんは「今年夏までに約4000万円の寄付金を募りたい」と、支援を呼び掛けている。

     募金はACCL(郵便振替口座00120・0・724050)へ。問い合わせは事務局(03・6264・7892)。【梅田啓祐】

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