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熊本地震2年

まだ癒やせぬ心 親友の話で母に光

本震で亡くなった河添由実さんと親友の写真が載った卒業アルバムを見つめる(左から)父・敏明さんと母・登志子さん=熊本県益城町で2018年4月14日午後5時59分、和田大典撮影

 最大震度7に2度も襲われ、震災関連死を含め267人が犠牲になった熊本地震から14日で2年。倒壊家屋が行く手を阻んだ街も更地が目立ち、工事車両が慌ただしく行き交うなど被災地では復興に向けた動きがみえる。しかし、時を経ても最愛の家族や友人を亡くした人たちの心が晴れることはなく、生前の思い出をよすがに一日一日を歩んでいる。

 熊本県益城(ましき)町の自宅が倒壊し、河添由実さん(当時28歳)は亡くなった。小学校から高校まで一緒だった会社員の女性(30)にとって、いじめを受けた時期も寄り添ってくれた由実さんは大切な親友だった。そんな由実さんの優しさを初めて知った両親は、また一つ加わった最愛の娘の生きた証しをかみしめ、前を向こうとしている。

 「由実さんのことを思い出そうとすると涙が止まらなくなり、話せなくなる」。女性はメールで取材に応じてくれた。由実さんとは中学時代は3年間、ともに吹奏楽部で帰り道もいつも一緒だった。

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