- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

日本ボクシング史上初の失態だ。プロボクシングのダブル世界戦(15日、横浜アリーナ)で3度目の防衛を狙った世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)は14日、体重超過で王座を剥奪された。日本選手の現役世界王者が体重超過でベルトを失うのは初。所属ジムの具志堅用高会長は「ファンに申し訳ない」と深々と頭を下げた。
午後1時から東京都内で行われた前日計量に、比嘉は野木丈司トレーナーに支えられるようにして現れた。リミットを900グラム超える51.7キロが告げられると目を潤ませた。その後は姿を見せず、陣営が制限時間を約30分残して再計量を断念した。具志堅会長は「比嘉は汗一つ出ない」と声を振り絞った。
この記事は有料記事です。
残り498文字(全文812文字)