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川西町出身の直木賞作家・劇作家の故井上ひさしさんを語り継ぐ「吉里吉里忌」(同実行委員会、同町、井上事務所主催)が15日、町フレンドリープラザ(同町上小松)で開かれ、全国から約400人が参加した。井上さんの代表的小説「吉里吉里人」にちなんで名づけたもので、今年で4回目。友人らが井上さんらしいユーモラスな生前のエピソードを紹介し、会場には笑いがあふれた。
大学時代からの友人で企業コンサルタントの小川荘六さんは、「わが友井上ひさし」と題して講演し、上智大フランス語科で悪友6人と送った学生生活を振り返った。井上さん原作のテレビドラマ「モッキンポット師の後始末」に登場する神父のモデルとされる、リーチ教授との交流が思い出深いという。教授が黒板に書いた「メモライズ」の意味を聞かれ、井上さんが「砂に書いたラブレター」(当時の米国のヒット曲)と訳して同級生から…
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