毎日新聞
中央自動車道の富士吉田西桂スマートインターチェンジ(IC)が15日、一部開通し、東京方面の入り口と出口が利用できるようになった。ETC搭載車のみ通行可能となる。河口湖方面は5月に開通する予定。
富士吉田西桂スマートICは、富士吉田市と西桂町の両自治体の境に位置する。都留ICから約9・6キロ、河口湖ICから約6・7キロの位置に建設された。
県道富士吉田西桂線と連結する本線直結型で、1日2400台(東京方面2200台、河口湖方面200台)の通行が見込まれているという。
富士吉田市小明見の市環境美化センターで開通式があり、後藤斎知事のほか、富士吉田市の堀内茂市長や西桂町の小林千尋町長ら70人が出席した。
堀内市長は「市北部の玄関口となる。国道139号の渋滞緩和や観光、大規模災害時の避難、救急搬送などに役立つ」と述べた。【小田切敏雄】