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加計問題

今治市長「私どもは非公開」面会者など明かさず

菅良二・今治市長=2017年6月、松倉展人撮影

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県と今治市の職員らが2015年4月に首相官邸を訪れた際の面会内容について菅良二今治市長が16日、報道機関の取材に応じた。「(備忘録で面会を認めた)県は県の方向性でコメントしたのだろうが、私どもはあくまでも非公開」と述べ、面会者などは明かさなかった。「首相案件」との表現は「聞いていない」とした。

 菅市長は、愛媛県文書の判明を受けて市職員に聞き取り調査をしたと説明。しかし、内容の詳細は「一緒に取り組んできた仲間に迷惑がかかる」と繰り返し、明言を避けた。面会相手の氏名も「控えたい」とした。

 さらに、加計学園問題を追及する野党について「この問題に忙殺されて本当に日本は大丈夫かと思う。政局にする動きは賛同できない」とも語った。

 市側はこれまで首相官邸の訪問を認めているが、面会内容は市情報公開条例の「国との協力・信頼関係が損なわれる」などの項目に該当するとして開示していない。

 この問題で愛媛県の中村時広知事は10日、「職員が備忘録として書いた」と県職員が記録した文書があることを認めた。文書では県、市の職員と面会した柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原(豊地方創生推進室)次長(当時)の公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」とし、国家戦略特区での実現を強く勧めたことが記されている。【松倉展人】

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