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世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王座を剥奪された比嘉大吾は、同級2位のクリストファー・ロサレスに敗れた。試合後のぼうぜんとした表情が、失ったものの大きさを感じさせた。前日計量で、世界戦では日本選手初の体重超過による王座剥奪という失態を犯し、試合では九回TKOで敗れて初黒星。連続KO記録も途切れた。
持ち味の前後のフットワークが精彩を欠き、得意の接近戦でも劣勢に回った。「減量の影響が厳しかった」と具志堅会長。ロサレスも「パンチに力を感じなかった」と話したように、本来の出来からは程遠かった。八回終了後の公開採点でジャッジ2人が相手優位とし、比嘉陣営は棄権を申し出た。
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