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生前に身じまいの準備をする「終活」がブームとなる中、神奈川県横須賀市は来月から希望する市民を対象に、終活情報を生前登録する事業を始める。終活を進めていた人が、墓の所在地やエンディングノートの保管場所を周囲に伝えることなく亡くなった場合でも、市が代わって伝達する。市によると、墓の所在地まで行政登録するのは全国初という。
事業の通称は「わたしの終活登録」。本人の本籍や住所、緊急連絡先、かかりつけ医師といった個人情報▽遺言状の保管場所や埋葬予定の墓の所在地▽延命措置について決めたリビングウイルやエンディングノートの保管先▽臓器提供意思の有無--など、登録項目は11項目。すべてに答える必要はなく、選んで回答することができる。登録者に不測の事態があった場合、市が本人に代わり、親族や病院、福祉施設など、本人が指定していた…
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