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平和をたずねて

軍国写影 反復された戦争/66 300人が眠る「ユフタの墓」=広岩近広

 日本が戦争を繰り返していた当時、戦没した兵士の墓地が各地に造られた。大分市志手5の桜ケ丘聖地(旧陸軍墓地)には、シベリア出兵の戦死者が多く眠っている。案内板の<墓碑例祭日>に<シベリア事変田中大隊戦没者碑 二月二十六日>とあり、その墓石は約300基にのぼる。

 田中大隊は陸軍第12師団(小倉)に所属した歩兵第72連隊第3大隊(大分)のことで、田中勝輔少佐が率いた。1918(大正7)年8月、ウラジオストクに上陸してから、砲兵などの配備を受けて「田中支隊」を編成する。アムール州で抗日パルチザンの討伐作戦に当たったが、19年2月、逆襲されて全滅した。

 墓地の坂道を上ると、田中少佐の墓があり、下方に兵士たちの墓が見えた。同じ間隔で縦横に並び、墓碑の側…

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