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写真スタジオ

花嫁姿で自撮り、人気 無料で呼び水期待

無料のウエディングドレス姿を撮り放題の写真スタジオ「and photo」で、携帯で自撮りをする3人組=東京都渋谷区で2018年3月18日、竹内紀臣撮影

 カップルや女性たちが、ずらりと並んだ婚礼衣装の中から気に入ったデザインの衣装に着替え、スマートフォンで写真を撮り合う。表情を変え、角度を変え、小物を変えて……。無料でウエディングドレス姿などが撮り放題の写真スタジオ「and photo」(東京都渋谷区)が、インスタグラムなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への投稿に映える写真が撮影できると人気を集めている。【竹内紀臣】

 「夢の世界に来たみたい。結婚はまだだけど、和装も着てみたい」。スタジオに友人と訪れた看護師の佐々木菜月さん(23)は笑顔を見せた。

 スタジオは1月にオープン。費用や準備の負担を少なくした結婚式や披露宴などを手がける「メイション」が運営。プロカメラマンが撮影する有料プランも用意しているが、自撮り(セルフィー)写真や、一緒に訪れた友人らによる撮影は無料。ブランドディレクターの藤井文香さん(32)は「挙式は敷居が高いと思う方に、まず楽しんでもらい、今後を考えるきっかけにしてもらえれば」とショールームに開設した理由を説明する。

 同社では無料撮影をきっかけに、結婚式など有料サービスにつなげたい考えだ。呼び水となるサービスが生まれる背景には、結婚する人の半数近くが披露宴を行わなくなってきている事情がある。

 結婚情報誌「ゼクシィ」を発行するリクルートマーケティングパートナーズ(東京都中央区)がまとめた「結婚総合意識調査2017」によると、結婚を機にセレモニーを実施する人は約85%。しかし、近年は親族中心の食事会や写真撮影のみで済ませる人が増え、挙式と披露宴両方の実施率は約54%にとどまる。

 リクルートブライダル総研の鈴木直樹所長(49)は「『こうすべきだ』という概念が薄れる現在、セレモニーをする人は、イベントで自分の生き方を再確認したいと考える傾向がある。婚姻届を出した役所で式を挙げる『届け出挙式』など、業界では多様化するニーズに合わせた新サービスが出てきている」と話す。

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