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ジビエ

「イノシカバーガー」商品化 高校生が開発 埼玉

「激推イノシカバーガー」の一般販売を始めた橋本誠さん=埼玉県秩父市で=2018年4月13日、松山彦蔵撮影

 埼玉県立皆野高(同県皆野町)の生徒がシカとイノシシの肉を使って開発したジビエ料理の「激推(げきおし)イノシカバーガー」(1個500円)が、同県秩父市のパン店「橋本菓子工房」で毎週金曜日限定で販売されている。店主の橋本誠さん(54)は「生徒の商品開発から始まり、地域イベントでの販売実習を経て一般商品に育ったのは驚きだ。地域活性化のため、少なくとも年内は販売を継続したい」と話している。

     同高は昨夏から商業科の選択授業でジビエ・ハンバーガーの開発に取り組んだ。ジビエ料理は農産物などの食害被害を防ぐために捕獲したシカやイノシシの肉を用い、都市部で人気がある。生徒らは味と価格の市場調査を行い、ジビエ肉のくさみを消すレシピを考案。橋本さんと肉を提供する小鹿野町の食肉業、内田俊夫さん(46)の同高のOB2人も協力した。

     生徒たちは1月21日からほぼ毎週末、秩父地方の観光地や地場産品販売所、スーパーなどで販売実習を計13回実施し、用意した50~150個は全て完売。3月末までに計1200個を売り上げた。

     住民らから「どこで買えるのか」などと同高に問い合わせが相次いだため、今月13日から毎週金曜日に限定30個を販売してもらうことになった。販売実習でも協力した橋本さんは「学校の頑張りが大きいが、ジビエは観光客の好奇心を呼び、予想以上に売れた。反響の大きさから今度は地元住民が関心を持ち始めた」と指摘する。

     同高の浅見和義教頭は「商業高として地域を回り、触れ合い、応援してもらうのは今まであまりない体験だ。新年度は商業科全体で取り組み、イノシカバーガーの販売活動に力を入れる」と語った。【松山彦蔵】

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