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J2

大宮、ブラジルの子供らに「恩返し」 ボール贈る

山越康平選手(奥中央)とともにブラジルに贈るボールを磨く子供たち=さいたま市大宮区のNACK5スタジアム大宮で2018年4月15日、錦織祐一撮影

 サッカーJ2の大宮アルディージャは、大宮ロータリークラブ(RC、江本尚浩会長)に協力し、昨年練習で使用したボール40個をブラジルの子供たちに贈る。15日にはNACK5スタジアム大宮(さいたま市大宮区)で地元のサッカー少年団の子供約80人が参加してボールを磨いた。

 「エコ・ボールプロジェクト」と銘打ち、今年で10回目。10年前、ブラジルに留学した当時のアルディージャのスタッフが、同国は「サッカー王国」と称されながらボールがチームに1個しかないなど子供たちが貧しい環境に置かれていることを知り「日本で余っている幸せをおすそ分けして、恩返しを」と大宮RCに相談して始まった。昨年までに、同国サンパウロ市のRCを通じてボール約330個を贈っている。

 この日、前日の試合にフル出場していたDF山越康平選手(24)や、クラブアンバサダーの塚本泰史さん(32)も駆け付けた。江本会長は「両国の未来のサッカー選手を育てたい。ボール磨きを通じて、他人への思いやりの大切さを感じてほしい」と呼び掛けた。

 子供たちはスタジアムのピッチに出てキックやドリブルのゲームを楽しんだ後、手分けしてボールをスポンジで丁寧に磨いた。子供たちには「未来に向けて環境のことを考えてほしい」とペットボトルを再利用した記念品の皿を配り、最後に山越選手が皿などにサイン。アルディージャのクラブカラーのオレンジにちなんだ温州ミカンの苗木も配った。

 参加した、大宮KSユナイテッド02サッカー少年団の長岡唯さん(9)は「アルディージャの選手が使っていたボールを磨けてうれしかった。ブラジルの子供たちのことはびっくりしたし、力になりたい」と話していた。【錦織祐一】

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