セクハラ疑惑

財務省、混乱に拍車 記者に調査協力依頼

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警備員らに囲まれ、財務省を後にする福田淳一事務次官(中央)=東京都千代田区で2018年4月16日午後6時21分、佐々木順一撮影
警備員らに囲まれ、財務省を後にする福田淳一事務次官(中央)=東京都千代田区で2018年4月16日午後6時21分、佐々木順一撮影

 財務省の福田事務次官が16日、セクハラ発言報道を真っ向から否定したことを受け、財務省は事実解明のため、報道各社の女性記者に調査協力を呼びかける異例の対応を取った。しかし、情報提供がなければ調査は「幕引き」になりかねない。文書改ざん問題に揺れる財務省の混乱は深まる一方だ。

 「(新潮が公開した)音声データからは、相手が本当に女性記者なのかも分からない」「女性が接客をしている店に行き、店の女性と言葉遊びを楽しむことはある。しかし、女性記者にセクハラ発言をしたという認識はない」--。財務省が16日公表した聞き取り調査の結果は、疑惑を全面否定する内容だった。

 福田氏は、文書改ざん問題で財務省への不信感が高まる中での疑惑報道について「不徳のいたすところ」としつつも、職務続行に意欲を示し、与野党で高まる更迭論に対抗する姿勢を見せた。

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