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豊田自動織機

「アニマルパス」整備 これで動物も安全に

キツネなどの小動物が森から森へ安全に渡れるように整備されたアニマルパス=愛知県東浦町緒川の豊田自動織機東浦工場で2018年4月16日、林幹洋撮影

 キツネなどの小動物が安全に移動できる道「アニマルパス」が、豊田自動織機東浦工場(愛知県東浦町緒川、石崎裕二工場長)の敷地内に整備され16日、完成式が行われた。経路には、天敵のオオタカから動物が身を守るための常緑樹も植えられた。【林幹洋】

     アニマルパスは長さ約300メートルで、同工場北側に隣接する「自然環境学習の森」と工場内の調整池周辺や南側の森を結ぶ。同社が、自然保護に取り組む団体などで組織する知多半島生態系ネットワーク協議会などと連携して整備した。池周辺から南北の森に抜ける緑地の斜面を、幅約1.2~3メートルにわたって雑草を刈り、防草シートを敷いて土をかけた。道の脇には、シイやコナラ、クヌギなどを植樹した。

     自然環境学習の森は里山を保全する施設で同町などが管理し、約17ヘクタールの敷地内に竹林やクスノキの森などが広がる。キツネやタヌキなどが多数生息しているとみられるが、中央に農道が走っており、例年キツネ数匹が車にはねられて死ぬ事故が起きている。アニマルパスを整備し、農道を横断しなくても別の森に行けるようになることで、半径1キロといわれるキツネの生息環境を安全に守ることができるという。

     完成式では、石崎工場長が「今後も自然環境を意識した活動に取り組みたい」と話した。知多半島生態系ネットワーク協議会会長の大東憲二・大同大教授は「他にも工場緑地が豊かな森になっているケースがある。こうした場所から近隣のため池や緑地に道をつないでいければ」と希望を述べた。

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