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ボクシング

村田、右フック磨く!初防衛戦映像見て“使える”と気づいた(スポニチ)

 8回TKO勝ちで初防衛に成功したボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が16日、都内のジムで一夜明け会見を開いた。エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を倒したのは普段使わない右フックで、新兵器への手応えは十分。V2戦は今秋に米ラスベガスで予定されるが、その後は3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)との対戦を改めて希望した。

     マッサージに行ってから会見に臨んだ村田は「筋肉痛がひどい。珍しく体を休ませたい気持ちがある」と打ち明けた。逃げる相手を追いかけ、バランスを崩しても打ち続けたのが筋肉痛の原因。さらに「上腕二頭筋の筋肉痛は珍しい」と、強烈なフックで挑戦者を仕留めた影響も挙げた。

     右フックはストレートやクロスを警戒してガードを固めた相手に対し、軌道を変えて打ち込んだもの。村田自身、映像を見て「俺、こんな角度で打っていたんだ」と気づいたという。村田の武器は右ストレートが有名だが「外からも来ると相手に思わせることができる。バリエーションが増えたのはうれしい」と収穫を口にした。

     米COMPUBOX社のデータでは初防衛戦のパンチ的中率は42%で、パワーパンチは59%。過去3試合平均の40・3%、52・2%を上回った。試合中に右の当て方を修正して精度を高めたのがKO防衛につながった。従来は距離を取るためだった左ジャブも外国人スパーリングパートナーから武器になると指摘され、KOにつなげる手段として使えたという。「今までのKOとは違う。個人的にKOの仕方が良かった」と自信を深めた。

     今秋予定のV2戦をクリア後、将来はゴロフキンとのビッグマッチを希望する。この日も「強さの象徴。彼に勝てば自分がリアルでいられる。目標として掲げるのに理想的な存在」と改めて語った。4月いっぱい休養して体力回復に努めるが、「ゴールデンウイークがある。休息という名の家族サービスが…。世のお父さんと同じようなことが僕にも待っている」と笑わせた。(スポニチ)

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