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ゴルフ

小平、米ツアー初V!日本勢5人目 松山より凄い最速15戦目(スポニチ)

米男子ゴルフツアー RBCヘリテージ最終日(2018年4月15日 米サウスカロライナ州ヒルトンヘッド ハーバータウン・リンクス=パー71、7099ヤード)

 小平智(28=Admiral)が6打差を逆転、米ツアー初勝利を挙げた。上位陣が崩れる中、7バーディー、2ボギーの66で回って通算12アンダーで金シウ(22=韓国)と並ぶと、プレーオフ3ホール目で振り切った。日本選手の米ツアー制覇は松山英樹(26=LEXUS)以来5人目で、15戦目は最速。優勝で19~20年シーズンまでのツアー出場資格と19年のマスターズ出場権を獲得した。

     異国の地で歓喜に沸くギャラリーの声援が心地よかった。小平は勝者に贈られる伝統のタータン・ジャケットを身にまとうと、「こんなに早く優勝できるとは。目指していた舞台なので本当にうれしい」と最高の笑みを浮かべた。

     初日82位からの頂点。「頭の中が真っ白」「実感はない。わちゃわちゃしすぎて」。プレー直後は興奮で整理がつかなかった。まさに夢のような大逆転劇だ。3日目を終えて首位のポールターとは6差。それでも「伸ばすしかない」と集中した。1番からの3連続バーディーで「波に乗れた」と猛追。上位がもたつく間に14番のバーディーで1差の2位に浮上。17番でボギーを叩いたが、18番を終えた時点で2位で後続を待った。すると、金シウが終盤で2つ落としプレーオフに。勝負が決したのは3ホール目。7メートル超のバーディーパットを先にねじ込んで、力強く、そして何度も拳を上下させた。

     「海外でプレーしたい」と何度も口にしてきた。15年の日本オープン優勝など国内で地道に実績を築き、世界ランキングを50位前後まで上げて今季は腰を据えて米ツアーに参戦。序盤は1Wの不調がアイアンにも波及する悪循環に陥ったが、3月のマッチプレーで戦ったフィル・ミケルソン(47=米国)のフォームで復調へのヒントを得た。「ためをつくって体に巻き付けて打つ。それを徹底したら良くなった」。徐々にショットが安定した。50回記念大会を制し、初挑戦で28位となった前週のマスターズと合わせて約128万ドル(約1億3720万円)をゲット。自身が昨季国内ツアーで稼いだ約1億6000万円に匹敵する額を2週で稼いだ。

     日本人では松山英樹以来5人目の米ツアー優勝。会見では「少しは英樹(松山)に近づけたのかな。まだまだだが、これをきっかけにメジャーでも優勝争いができる選手になりたい」と2歳下の第一人者への対抗心をあらわにした。妻の古閑美保が「物おじしないタイプ」と評する28歳が、見据えるのはメジャー制覇。夢には続きがある。

     ◆小平 智(こだいら・さとし)1989年(平元)9月11日生まれ、東京都出身の28歳。元レッスンプロの父の影響で10歳からゴルフを始め、ジュニア時代には日本代表選出。駒場学園から日大に進学も、2年で中退してプロ転向。13年のツアー選手権で初優勝を飾った。15年には日本オープンを制覇。日本ツアー通算6勝。17年3月には元賞金女王の古閑美保と結婚した。1メートル72、70キロ。

     ▽RBCヘリテージ 毎年4月にサウスカロライナ州のヒルトンヘッドアイランドで開催される。1969年に創設され、初代王者はアーノルド・パーマー。歴代覇者にはジャック・ニクラウスやトム・ワトソンらそうそうたる面々が名を連ねる。小平が制したのは50回目の記念大会だった。(スポニチ)

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