連載
相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。
チームの大切さ痛感 主任ケアマネジャー 白句雄樹さん(36)
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白句雄樹(しらく・ゆうき)
介護が必要な人から何に困っているかを聞き出し、その人に適したケアプランを作るケアマネジャー(介護支援専門員)。介護支援事業所などでの勤務を経て、2016年に千葉県佐倉市に「ばいすケア」を設立した。旧知のケアマネの吉田弘恵さん(42)らと3人で、地域の約80人のプラン作成を受け持つ。
大学生だった00年、介護保険制度がスタートした。「何か資格を取ろう」と思っていた折にホームヘルパーの広告が目に留まり、2級を取得。実習先の事業者でアルバイトを始めた。利用者の性格や必要な介護サービスはそれぞれ異なるが「それに合わせた対応をするのが面白かった」。卒業後、そのまま就職した。
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