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厚労省

梅毒急増、医師届け出項目に「性風俗従事歴」追加

 患者が急増している梅毒の感染経路を分析するため、厚生労働省は医師に義務づけている患者発生の届け出項目に、性風俗産業の従事歴などを加えることを決めた。来年にも届け出書を変更して実態を把握し、対策に生かす。

 厚労省によると、患者届け出件数は2010年以降、増加傾向にある。17年は5820件(男性3925件、女性1895件)で44年ぶりに5000件を超えた。16年は、男性は20~40代の各年代で700~800件に上る一方、女性は20代だけが715件で突出し、3年で10倍に増えた。性風俗産業の従事者がリスクにさらされているとの指摘もあり、性風俗の従事歴や利用歴の記載を求める。

 また妊婦や赤ん坊の感染が増えているため、妊娠の有無の項目も追加する。梅毒は性的接触で感染し、抗菌薬で治療できる。妊婦が治療しないと死産になる可能性がある。【熊谷豪】

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