栃木・九石遺跡

土偶や矢じり発見 縄文時代の豊かな生活

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遺跡の住居跡から見つかったほぼ完全な形のミミズク土偶=栃木県茂木町内で、野田樹撮影
遺跡の住居跡から見つかったほぼ完全な形のミミズク土偶=栃木県茂木町内で、野田樹撮影

 1990年に縄文時代の住居跡などが見つかった栃木県茂木町九石(さざらし)の「九石古宿遺跡」で、ほぼ完全な形の土偶やメノウを高度な技術で加工した石鏃(せきぞく、矢じり)が出土し、研究者らの注目を集めている。海水魚を捕るための釣り針も見つかっており、住民が沿岸部と交流をしながら豊かな生活を送っていた様子がうかがえるという。

 同遺跡は、茂木町の中心街から北に約4キロの山間部にある町指定史跡。90年から始まった調査で主に縄文時代中期~後期の土器や石器が見つかり、報告書が昨年刊行された。

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