メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

記者の目

メタボ健診10年 科学的根拠、取り入れよ=永山悦子(オピニオングループ)

 腹回りを測って生活習慣病の予防を目指す特定健診・保健指導の開始から、今月で10年を迎えた。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の発見が目的のため「メタボ健診」と呼ばれる。肥満者だけに指導する健診は、導入時から課題を指摘されてきた。だが、開始10年に合わせた見直しでも肥満中心の枠組みは変わらなかった。「科学的根拠に基づく政策」とは言い難い状況の公的健診が、このまま続くことは問題だ。

 メタボは、内臓脂肪が腹部にたまった人は心筋梗塞(こうそく)や脳卒中など心血管疾患を起こしやすいという考え方。健診は40~74歳を対象に、腹囲(男性85センチ以上、女性90センチ以上)か体格指数(BMI25以上)が基準を超える「肥満」があり、さらに血圧、血糖値、血中脂質が基準値を上回る「危険因子」を持つ人に保健指導を実施する。肥満でなければ、危険因子があっても保健指導の対象にはならない。

この記事は有料記事です。

残り1678文字(全文2068文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 浜崎あゆみ、ドラマ『M』最終回で初コメント「最低で最高で、大嫌いで大好きでした」

  2. コロナ休校で10代の妊娠相談急増 性教育の機会なく、バイト中止で避妊具買えず

  3. 長崎大生が新型コロナ感染 大学病院実習中に発熱 長崎県内18人目

  4. 世界の感染、1日で過去最多21万人増 米、ブラジルで拡大 新型コロナ

  5. 東京で新たに111人の感染確認 4日連続100人超 新型コロナ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです