米国

スターバックスで人種差別?8000店舗閉鎖し教育

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 【ワシントン三木幸治】米コーヒーチェーン大手「スターバックス」は17日、来月29日午後に全米約8000のすべての直営店舗を一時閉鎖し、17万5000人の店員を対象にした人種差別を防止するための教育をすると発表した。東部ペンシルベニア州の店舗で、友人を待っていた黒人男性2人が店員の通報によって警察に逮捕されたことが発端となり、「黒人への差別だ」との批判を受けたための措置だ。

 スタバは昨年1月、難民の入国を規制するトランプ大統領の大統領令などに反発し、難民1万人を雇うと発表。リベラルな社風で知られていただけに、今回の出来事は全米で波紋を呼んでいる。

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