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子宮頸(けい)がんなどを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの定期接種の積極的呼びかけが2013年に一時中止されてから、6月で5年を迎える。HPVワクチンは現在も安全性を巡る議論が続いている。県医師会などは「専門家から知識を得て接種の判断材料にしてほしい」と22日、県民健康センター(さいたま市浦和区)で一般市民を対象にした公開講座「子宮頸がんをなくそう 子宮頸がんとワクチンの正しい知識」を開催する。
HPVワクチンは13年4月、国の定期予防接種の対象になった。しかし、接種後に全身の腫れや痛みなどの訴えが相次ぎ、厚生労働省は同年6月、定期接種の対象になったことを通知するなどの「積極的干渉」を控えるよう自治体に通知した。一方で、HPVワクチンは現在も定期接種の対象となっており、県内では原則として小6~高1相当の女子が無料で3回の予防接種を受けることができる。
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