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クローズアップ2018

教員過労死、残業は青天井 把握されず、認定に壁

過労死した工藤義男さんが使っていた手帳。土日の欄も予定がびっしり書き込まれていた。奥は工藤さんの遺影=東京都町田市の自宅で太田康男撮影

 過労死と認定された公立校の教職員の数が初めて明らかになった。しかし、過労死認定を求める遺族らにとっては、時間外勤務のほとんどを自主的な労働とみなす教職員給与特別措置法(給特法)が大きな壁となっているのが現実だ。法施行から46年。見直しを求める遺族らの声を受け、政府も議論を始めた。【伊澤拓也】

 「頭が痛い」。2007年6月、横浜市立中学校の教諭だった工藤義男さん(当時40歳)はそう言って自宅から病院に行き、待合室で倒れた。意識が戻らないまま、5日後にくも膜下出血で亡くなった。

 同年4月に別の市立中から転任した工藤さんは、担当する保健体育の授業のほか、生徒指導や学年主任など多…

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