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小1の不安に耳傾けて

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スーツを着て、新しいランドセルを背負い入学式に向かう男児=東京都内で
スーツを着て、新しいランドセルを背負い入学式に向かう男児=東京都内で

 大きなランドセルを背負い、一人で歩いて学校に向かう。そんな新1年生の姿に目を細めながらも、どこか心配になってしまうのが親心というもの。初めての学校生活に臨む子どもに、どう接したらいいのか。

 ●友人がいない環境

 「お子さんたちがたくさん入っているサッカーのチーム、この辺で知りませんか」。東京都練馬区の会社員、佐藤和美さん(37)は3月上旬、近所にある小学校に電話した。そのまま少し調べてもらうと、副校長が「うーん、お母さん」と申し訳なさそうに切り出した。「野球をやっている子どもはかなりいるみたいなんですけど……」

 次男が入学を翌月に控えていたが、同級生に友人どころか顔見知りもいない。小学校は近くの認可保育所から集まってくる子どもたちが多いのに、次男は今まで、電車で20分かかる勤務先近くの私立保育所に預けてきたからだ。自分のママ友達も、周辺に縁がない人ばかりだった。サッカー教室に2年間通った経験を生かし、地元のチームに入れば同級生がそれなりにいて仲間もできるはず--。そう高をくくっていた。

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