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通帳の「紙」離れ進む 印紙税重荷、デジタル化へ

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銀行は通帳のペーパーレス化を進める
銀行は通帳のペーパーレス化を進める

 銀行業界で、紙で発行する通帳をデジタルにする取り組みが広がりつつある。超低金利によって収益環境が厳しさを増す中、業界全体で年700億円を超える印紙税などが重荷になっていることが背景にある。情報技術(IT)と金融サービスを融合させたフィンテックの発展も、ペーパーレス化を後押ししているようだ。

 栃木銀行(本店・宇都宮市)は、家計簿アプリを展開するマネーフォワードが提供するスマートフォンアプリ「かんたん通帳」を3月から提供している。画面デザインを実際の通帳に近くしているほか、機能を入出金や残高の閲覧などに絞り、スマホに慣れていない人でも使いやすくした。ネットバンキングを使っていなくてもキャッシュカードさえ持っていれば利用できる。

 みずほ銀行や横浜銀行は、フィンテックベンチャー「マネーツリー」(東京都渋谷区)と連携。スマホアプリで複数の金融機関の口座情報を集約・閲覧できるサービスを提供している。

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