脱北者

自由奪われた暮らし生々しく 言いたいこと言うのは「命と交換」 国際交流イベントで語る 博多区 /福岡

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 韓国の文化や北朝鮮の脱北者への理解を深めるイベントが21日、博多区の「森のコミュニティールーム陽の森」であった。2011年、40年近く住んだ北朝鮮から脱出した韓国在住で大学研究員の崔政訓(チェジョンフン)さん(43)が、脱北の理由や自由を奪われた暮らしぶりを生々しく語った。島根県出身で、高麗大学北朝鮮学科博士課程の大熊美晴さん(35)が崔さんと交友を深め、韓国と地理的に近い福岡で初企画した。【柿崎誠】

 崔さんは1974年、帰還事業で日本から北朝鮮に移った両親の間に生まれた。地方都市で神経内科医として働き「現地で数%に分類される裕福な家庭だった」という。それでも給料は米1キロの価格にも満たない月数千ウォンだった。05年ごろ、弟に続いて友人が脱北。情報機関から手助けしたと疑われ、同僚や子どもの学校の先生からも言動を監視されるようになった。

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