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ストーリー

熊本地震に「空飛ぶNICU」(その2止) SOSに医師即応

渡辺さん夫妻に見守られて元気な笑顔を見せる(左から)健琉ちゃん、翔琉ちゃん、煌琉ちゃん=熊本県芦北町で2018年3月18日

 

 ◆熊本から鹿児島・福岡ヘリ空輸作戦

迷いなく「飛ばそう」

 赤ちゃんの体温を保つためにタオルでくるみ、手動の呼吸器でひたすら空気を送り込む。生きようとする小さな命をつなごうと、誰もが焦っていた--。

 2016年4月16日午前1時25分、熊本地震の本震が発生。熊本市民病院(同市東区)新生児内科の川瀬昭彦医師(49)が到着した時には、北館3階の総合周産期母子医療センター新生児集中治療室(NICU)の赤ちゃん18人は、既に1階のリハビリ室に移されていた。

 14日夜の前震ではパソコンが机から落ちる程度で済んだが、今回は建物本体が倒壊しかねなくなったため、避難せざるを得なかった。院内は非常電源に切り替わっていたものの、リハビリ室に人工呼吸器や保育器はない。NICUには1000グラム未満の超低出生体重児や、先天性疾患のある新生児などが入る。呼吸や体温、そして栄養の厳重な管理が命の綱だ。当直だけでなく非番の医師や看護師も駆け付け、応急処置に当たったが、長…

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