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乳がんリスク 検査の頻度は=答える人・上野貴之部長(がん研有明病院・乳腺外科)

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がん研究会有明病院・上野貴之部長(乳腺外科)
がん研究会有明病院・上野貴之部長(乳腺外科)

 Q 乳がんリスク 検査の頻度は

 左乳房に嚢胞(のうほう)の集簇(しゅうぞく)があり、がんのリスクがあるそうです。母も乳がんで、3カ月後にマンモグラフィーと超音波検査を勧められました。そんなに頻繁に必要ですか。(新潟市、46歳、女性)

 A 家族歴など総合判断

 検査をどの程度頻繁に受けるかは、乳がんのリスクと検査による害を比較して決めます。

 相談者の乳がんのリスクにはポイントが三つあります。1点目は集簇した嚢胞で、これは乳腺の周囲の組織や細胞が増殖して、乳腺の一部の乳管が詰まってできる水たまりが複数集まったものです。以前のガイドラインでは検診で集簇した嚢胞が見つかった場合、がんの可能性があるので検査が推奨されていましたが、良性が多いため、今は他の所見がなければ経過観察でよいとされています。2点目は家族歴。近親者に乳がんの人がいる場合…

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