毎日新聞の21、22両日の全国世論調査で安倍内閣の支持率は続落した。「危険水域」ぎりぎりの30%という数字は、安倍晋三首相には不満だが、有力な対抗勢力も見当たらないという民意の反映だ。与党内では「踏みとどまった」という安堵(あんど)感と「まだまだ下がる」という危機感が交錯する。安倍政権に反転攻勢の材料は乏しく、首相は当面、厳しい政権運営を強いられる。
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